映画の視聴方法は?300人へのアンケート調査で判明したVODユーザーのリアルな実態【2026年最新】

映画の視聴方法は?300人へのアンケート調査で判明したVODユーザーのリアルな実態【2026年最新】

近年、動画配信サービス(VOD)の普及により、映画の視聴スタイルは大きく変化しています。

映画館に足を運ばずとも、自宅やスマホで手軽に映画を楽しめる時代となりました。

本記事では、2026年1月に実施した映画視聴に関するアンケート調査(回答者300人)の結果をもとに、現代の映画視聴のリアルな実態を徹底的に解説します。

VODユーザーがどのように映画を選び、何を重視しているのかを、データとともに紹介していきます。

調査概要|アンケートの実施方法と対象者について

本調査の信頼性を確認いただくため、まずはアンケートの実施概要をご紹介します。

調査方法や対象者の属性は以下のとおりです。

項目内容
調査方法インターネットリサーチ
実施機関クラウドワークス
実施期間2026年1月30日(金)〜2026年2月2日(月)
調査対象者300人(男性:104人/女性:196人)
調査内容映画視聴に関する実態調査

全国の映画視聴者300名を対象に、クラウドワークスを通じてインターネット調査を実施しました。

男女比は男性104名・女性196名で、幅広い層からの回答を集めています。

映画の視聴方法|約7割がVOD(見放題)を利用

最初に、普段どのような方法で映画を視聴しているかを質問しました。

配信サービスの台頭により、映画の視聴手段は多様化しています。

Q1. 普段、映画をどのような方法で視聴することが一番多いですか?

全体の69.7%が「動画配信サービス(見放題)で視聴する」と回答しました。

映画館での視聴は18.0%にとどまり、サブスクリプション型の配信サービスが映画視聴の主流となっていることが明確に示されています。

以下の表で、各視聴方法の回答割合を確認できます。

視聴方法回答数割合
動画配信サービス(見放題)20969.7%
映画館(劇場)5418.0%
テレビ放送(地上波・BS・CS)248.0%
動画配信サービス(レンタル・購入)93.0%
DVD・Blu-rayを購入・レンタル41.3%

テレビ放送での視聴が8.0%、DVD・Blu-rayのレンタルや購入は1.3%と、従来型の視聴方法は大きく減少傾向にあります。

VODの月額定額サービスが、映画視聴のスタンダードとして定着していると言えるでしょう。

人気の映画ジャンル|アクション・ミステリーが2大人気

好きな映画ジャンルについて複数回答で調査しました。

ジャンルの好みは作品選びに直結する重要なポイントです。

Q2. 好きな映画のジャンルを教えてください。(複数回答可)

好きな映画ジャンルの1位は「アクション」で51.3%2位は「ミステリー・サスペンス」で50.3%と僅差でした。

3位には「SF・ファンタジー」(46.0%)が入り、上位3ジャンルはいずれも回答者の半数近くが支持するという結果になりました。

幅広い年齢層に人気のある定番ジャンルが上位を占める傾向が見て取れます。

ジャンル回答数割合
アクション15451.3%
ミステリー・サスペンス15150.3%
SF・ファンタジー13846.0%
アニメーション12040.0%
ヒューマンドラマ・感動11438.0%
恋愛・ラブストーリー10033.3%
コメディ9531.7%
ホラー・スリラー7324.3%
洋画全般6321.0%

「アニメーション」が40.0%で4位に入ったのも注目すべきポイントです。

ディズニーやジブリ作品への根強い人気に加え、近年は『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』などの劇場版アニメのヒットも影響していると考えられます。

月間視聴本数|月1〜3本が約7割のボリュームゾーン

1ヶ月あたりの映画視聴本数を調査しました。

VODの利用頻度を把握するうえで重要な指標となるデータです。

Q3. 1ヶ月あたり、映画を何本くらい見ますか?

月間視聴本数で最も多かったのは「月に2〜3本」で37.7%、次いで「月に1本程度」が30.3%でした。

この2つを合わせると68.0%となり、大多数のユーザーが月に1〜3本のペースで映画を楽しんでいることがわかります。

一方、週1本以上のハイペースで視聴する層も合計29.1%存在します。

視聴本数回答数割合
月に2〜3本11337.7%
月に1本程度9130.3%
月に4〜5本(週1本ペース)5919.7%
月に6〜10本206.7%
ほとんど見ない(0本)93.0%
月に11本以上82.7%

月に11本以上視聴するヘビーユーザーは2.7%と少数派ですが、月額定額のVODサービスではこうした層ほどコストパフォーマンスが高くなります。

自身の視聴ペースに合ったプラン選びの参考にしてみてください。

映画を選ぶ基準|「あらすじ」が最大の決め手

新しい映画を見ようと思うきっかけや選ぶ基準について、複数回答で質問しました。

作品との出会い方がわかる注目のデータです。

Q4. 新しい映画を見ようと思うきっかけ(選ぶ基準)は何ですか?(複数回答可)

映画を選ぶ基準の1位は「あらすじ・ストーリー設定が面白そうだから」で63.7%と圧倒的でした。

2位は「好きなジャンルの作品だから」(53.7%)、3位は「好きな原作の映画化だから」(43.7%)と続きます。

映画選びにおいてはストーリーの魅力が最も重要視されており、予告編や口コミよりもあらすじの訴求力が鍵を握っていると言えます。

選ぶ基準回答数割合
あらすじ・ストーリー設定が面白そう19163.7%
好きなジャンルの作品16153.7%
好きな原作の映画化13143.7%
好きなシリーズの続編・関連作12441.3%
好きな俳優・女優が出演12140.3%
VODのおすすめ・ランキング6923.0%
予告編を見て6020.0%
SNSやYouTubeで話題5618.7%

注目すべきは「SNSやYouTubeで話題になっているから」が18.7%にとどまった点です。

SNSの影響力は増しているものの、映画選びにおいてはまだ作品自体の魅力(あらすじ・ジャンル・原作)が上回っていることがデータから読み取れます。

直近3ヶ月のおすすめ映画ランキング|1位は「ズートピア2」

直近3ヶ月以内に見た映画の中から、おすすめしたい作品を自由回答で調査しました。

2026年初頭の注目作品がわかります。

Q5. 直近(ここ3ヶ月以内)に見た映画の中で、あなたがおすすめしたい作品は何ですか?

おすすめ映画の1位は「ズートピア2」で全体の10.0%(30票)を獲得しました。

前作から人気が高く、話題性と作品の完成度が評価された結果と言えます。

2位は「国宝」(7.3%・22票)で、日本映画としては異例の高支持率でした。

3位には「8番出口」(2.7%)がランクインし、話題作が上位に並びました。

順位作品名回答数割合
1位ズートピア23010.0%
2位国宝227.3%
3位8番出口82.7%
4位でっちあげ72.3%
5位爆弾62.0%
5位オッペンハイマー62.0%
7位ゴジラ-1.051.7%
7位グランメゾン・パリ51.7%
7位鬼滅の刃(無限城編・柱稽古編含む)51.7%
10位チェンソーマン(劇場版含む)41.3%

全体的に邦画やアニメ映画の支持が高い傾向が見られました。

また「オッペンハイマー」や「ゴジラ-1.0」など、アカデミー賞関連作品も根強い人気を維持しています。

VODでの配信開始をきっかけに視聴した方も多いと推測されます。

今後見たい映画ランキング|続編・シリーズものに期待集中

今後公開・配信予定の映画で見ようと思っている作品を自由回答で調査しました。

これから注目すべき作品の傾向が見えてきます。

Q6. 今後公開・配信予定の映画の中で、見ようと思っている作品はありますか?

今後見たい映画でも「ズートピア2」が1位(6.7%)を獲得しました。

すでに視聴済みの方のおすすめと、これから見たい方の期待が重なった形です。

2位以降は「国宝」(5.0%)、「鬼滅の刃」「ほどなく、お別れです」(各4.7%)と続き、話題の邦画やアニメ作品に注目が集まっています。

順位作品名回答数割合
1位ズートピア2206.7%
2位国宝(配信期待含む)155.0%
3位鬼滅の刃(無限城編・最終章含む)144.7%
3位ほどなく、お別れです144.7%
5位教場 Requiem134.3%
6位トイ・ストーリー5113.7%
7位ウィキッド(永遠の約束/Part2含む)103.3%
8位キングダム 大将軍の帰還62.0%
8位名探偵コナン(新作総称)62.0%
8位機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(キルケーの魔女含む)62.0%

上位を見ると、「ズートピア2」「トイ・ストーリー5」「鬼滅の刃」「名探偵コナン」など、シリーズ作品や続編への期待が非常に高いことがわかります。

Q4の結果と合わせると、「好きなシリーズの続編」が映画選びの大きな動機になっていることが裏付けられます。

VODで最も重視する点|「旧作・名作の品揃え」が過半数

動画配信サービスを選ぶ際に最も重視するポイントを調査しました。

VOD選びで何が決め手になるのかがわかるデータです。

Q7. 動画配信サービス(VOD)で映画を見る際、サービスの機能や品揃えで「最も重視すること」は何ですか?

VODで最も重視することとして「旧作・名作映画の品揃え(ライブラリの充実度)」が53.0%でダントツの1位でした。

2位の「新作映画の配信スピード」(25.3%)を大きく上回っており、ユーザーは最新作よりも過去の名作をいつでも見られる環境を求めていることが明らかになりました。

重視するポイント回答数割合
旧作・名作映画の品揃え15953.0%
新作映画の配信スピード7625.3%
オリジナル映画の質299.7%
画質や音質の良さ155.0%
マニアックなジャンルの充実度134.3%
レコメンド機能の精度62.0%

NetflixやAmazon Prime Videoなど各社がオリジナル作品に力を入れていますが、ユーザー視点では「オリジナル映画の質」を最重視する人は9.7%にとどまりました。

VOD各社は、新作の独占配信だけでなく旧作カタログの拡充が利用者の満足度向上に直結すると言えるでしょう。

字幕 vs 吹替|字幕派と吹替派はほぼ互角

洋画を見る際に字幕と吹替のどちらを選ぶかを調査しました。

長年議論の的となるテーマの実態に迫ります。

Q8. 洋画を見る際、「字幕」と「吹替」どちらで見ることが多いですか?

洋画視聴における字幕と吹替の選好については、「常に字幕で見る」が32.7%、「常に吹替で見る」が29.7%とほぼ拮抗する結果となりました。

また「作品によって使い分ける」人が20.0%おり、アクション映画は吹替で楽しみ、ヒューマンドラマは字幕で見るなど、柔軟に切り替えている層も一定数いることがわかりました。

選択肢回答数割合
常に「字幕」で見ている9832.7%
常に「吹替」で見ている8929.7%
作品によって使い分けている6020.0%
その時の状況による268.7%
こだわりはない165.3%
アニメは吹替、実写は字幕113.7%

「その時の状況による」(8.7%)という回答からは、家事をしながら視聴する場合は吹替を選ぶなど、生活スタイルに合わせた使い分けが広がっていることが伺えます。

VODサービスにおいて字幕・吹替の両方が用意されていることの重要性が改めて示された結果です。

画質・音質へのこだわり|約半数は「標準で十分」

4KやDolby Atmosなどの高画質・高音質への関心度を調査しました。

VODのプラン選びに関わる重要な指標です。

Q9. VODを選ぶ際、画質(4K・HDRなど)や音質(Dolby Atmosなど)の対応状況をどの程度気にしますか?

画質や音質への関心について、最も多かった回答は「あまり気にしていない(標準的な画質・音質で十分)」で47.7%でした。

「ある程度気にしている」は42.0%で2位となり、両者で約9割を占めます。

「非常に気にしている」と回答した人はわずか3.7%であり、大多数のユーザーにとって画質・音質は「あれば嬉しいが決め手にはならない」程度の位置づけと言えます。

こだわり度回答数割合
あまり気にしていない14347.7%
ある程度気にしている12642.0%
全く気にしていない165.3%
非常に気にしている113.7%
わからない41.3%

スマートフォンでの視聴が増えている現状では、4KやDolby Atmosの恩恵を感じにくい環境のユーザーも多いでしょう。

ただし「ある程度気にしている」が42.0%いることから、上位プランの訴求においては画質・音質の優位性を伝える意義があると考えられます。

エンドロールは見る?|43.3%が「最後まで見る」

映画のエンドロール(スタッフクレジット)を最後まで見るかどうかを質問しました。

映画ファンの視聴習慣がわかるユニークなデータです。

Q10. 映画のエンドロール(スタッフクレジット)は最後まで見ますか?

エンドロールについて最も多かった回答は「最後まで必ず見る」で43.3%でした。

映画の余韻を楽しんだり、スタッフや出演者を確認したいという映画ファンの姿勢が表れています。

一方、「本編が終わったらすぐ視聴をやめる」は18.0%にとどまり、何らかの形でエンドロールを見ている人が多数派であることがわかります。

回答回答数割合
最後まで必ず見る13043.3%
途中で「次へ」ボタンで切り替える5919.7%
本編が終わったらすぐやめる5418.0%
ポストクレジットがある場合のみ見る299.7%
自動再生で次に飛んでしまう289.3%

「ポストクレジットがある場合のみ見る」が9.7%あったことから、マーベル映画などのおまけ映像文化が視聴習慣に影響を与えていることも見て取れます。

VODサービス側は、自動スキップ機能の設計時にこうしたユーザーの嗜好を考慮する必要があるでしょう。

VODで映画館の利用頻度は変わった?|約半数が「減った」と回答

VODを利用し始めてから映画館への来館頻度がどう変化したかを調査しました。

映画産業に関わる重要なテーマです。

Q11. 動画配信サービス(VOD)を利用し始めてから、映画館に行く頻度は変わりましたか?

「配信を待てば良いと思うようになった」(25.7%)と「配信で見る量が増えて満足」(12.7%)と「ほとんど行かなくなった」(10.7%)を合わせると49.1%が減少傾向と回答しました。

一方、「以前と変わらない」は36.0%で、映画館と配信を別物として捉えている層も一定数存在しています。

回答回答数割合
以前と変わらない10836.0%
減った(配信を待てば良い)7725.7%
減った(配信で満足)3812.7%
ほとんど行かなくなった3210.7%
もともと行かない279.0%
以前より増えた186.0%

興味深いのは「以前より増えた(VODで映画熱が高まったから)」が6.0%いた点です。

VODで映画にハマり、映画館にも足を運ぶようになったという好循環が生まれているケースもあるようです。

映画館とVODは完全な競合ではなく、相互に送客し合う関係性も持ち得ることを示唆しています。

追加のレンタル・購入費用|半数以上が「0円」

サブスクの月額料金とは別に、新作レンタルや購入にかける金額を調査しました。

VODユーザーの追加課金意欲がわかるデータです。

Q12. 見放題の月額料金とは別に、新作映画のレンタルや購入に月いくらぐらい使いますか?

追加のレンタル・購入費用について、最も多かった回答は「0円(見放題の範囲内でしか見ない)」で53.3%でした。

次いで「500円未満」が21.3%、「500円〜1,000円未満」が16.3%となっています。

見放題コンテンツへの満足度が高く、追加課金してまで新作を見たいというニーズは限定的であることがわかります。

金額回答数割合
0円(見放題の範囲内のみ)16053.3%
500円未満6421.3%
500円〜1,000円未満4916.3%
1,000円〜2,000円未満196.3%
2,000円〜3,000円未満62.0%
3,000円以上20.7%

追加課金する場合でも月1,000円未満が大半を占めており、「月額料金+少額のレンタル」が一般的な利用パターンと言えます。

VODサービス側としては、見放題ラインナップの充実が解約防止の最大の施策であることが改めて示されました。

VODでの映画探し|ランキング機能が最も参考にされる

映画館に行くほどではないが家で見たい映画を探す際、何を参考にしているかを調査しました。

VODの利用動線を知る重要なデータです。

Q13. 「映画館に行くほどではないが、家なら見たい映画」を探す際、何を参考に作品を決めることが多いですか?

映画探しの参考として最も多かったのは「VOD上のランキング(TOP10など)」で31.3%でした。

2位は「VODのおすすめ(レコメンド)機能」で17.0%、3位は「映画レビューサイトの評価」で15.0%です。

VODプラットフォーム内の機能が上位2つを占めており、多くのユーザーがVODアプリを開いてからその場で作品を探す行動パターンをとっていることがわかります。

参考にするもの回答数割合
VODのランキング9431.3%
VODのおすすめ(レコメンド)5117.0%
映画レビューサイトの評価4515.0%
SNSでの評判・口コミ3411.3%
友人・知人からのすすめ3110.3%
YouTube映画紹介動画206.7%
Google検索134.3%
ジャケ買い(直感で)72.3%

「Google検索」が4.3%にとどまったのは注目すべきポイントです。

「泣ける映画 おすすめ」などの検索ニーズはSEO的に重要ですが、実際のユーザー行動ではVOD内のランキングやレコメンドに頼る傾向が強いことがデータから示されています。

まとめ|2026年の映画視聴トレンドと動画配信サービスの選び方

今回の300名アンケートから見えてきた主要なポイントは以下のとおりです。

映画視聴の中心がVODに移行し、ユーザーの行動やニーズも配信サービスを前提としたものへと変化していることが、データからはっきりと読み取れます。

まとめ
  • 映画視聴の主流はVOD(見放題)で、全体の約7割が利用している
  • 人気ジャンルはアクションとミステリーが2大巨頭で、アニメ映画の支持も高い
  • 映画選びの最大の決め手は「あらすじの面白さ」で、6割以上が重視
  • VODに求めるのは「旧作・名作の品揃え」が過半数で、新作スピードより重視される
  • 字幕派と吹替派はほぼ互角で、使い分け派も約2割存在する
  • VOD利用後、映画館の来館頻度が「減った」人は約半数に達した
  • 追加課金は半数以上が「0円」で、見放題コンテンツへの満足度が高い

これらの結果を踏まえると、動画配信サービスを選ぶ際には「見放題作品の充実度」を最優先に検討することをおすすめします。

新作の配信スピードや画質・音質よりも、過去の名作がどれだけ揃っているかがユーザー満足度に直結するという結果が明確に示されました。

自分の好きなジャンルの旧作ラインナップが充実しているサービスを選ぶことが、最も満足度の高いVOD体験につながるでしょう。

※本調査の情報は2026年2月時点のものです。最新の配信状況は各サービスの公式サイトでご確認ください。